砂漠ってすげーなぁ 敦煌
正直、あんまり期待してなかった
だって、兵馬俑が期待外れで・・・
鳴沙山ねー
どうせ砂丘でしょ?
金取るだけ取って大した規模無いんでしょってなってた
成都、西安ってあまり面白いものを見れないでいたので
ちょっと観光ムードが薄れつつあったのである
熱いし、ホテルでゆっくりでもいいかなぁって
誘惑に晒されながら
敦煌きたしとりあえず行っとくかって
重い足を頑張って上げたった
でもね、
行ってよかった
砂ってほんとすごい
ほんとにすごいんですよ!
西安から敦煌まで列車で24時間
日本だったっらありえない時間を列車の中で過ごす
でも、硬臥だから快適そのもの
横になれるとこうまで違うとは
最近長時間移動に慣れてきたのか
結構時間過ぎるのが早い
景色見て、本読んで、ゲームして、旅のいろいろ考えて整理して、
そんで寝ればあっという間に24時間が過ぎる
列車はゴビ砂漠の中をひたすら走る
敦煌に着いた
こっちに着くと杏をよく見かける
特産なのかな?
昼食の食堂でおっちゃんに
3個もらって食べたけど、甘くて上手かったな
そういえば、またホテルが見つからないで苦労した
今度はホテルあったからよかったけど、
ネットの地図と道が一本違っていた
5つ星ホテルに駆け込んだら受付のあんちゃんが
気さくにホテルの場所まで案内してくれた
ほんとにありがとう
にしても、ユースホステルに加盟してんだから
その辺しっかりして欲しい全く
とりあえず、ホテルにチェックインして、鳴沙山への行き方を聞くと
昼間は暑くていけないから5時過ぎに行けと言われ
それまでに夕食を食べることに
一人前から鍋を出してる店があったので
一人鍋してみた(笑)
羊トマト鍋
これがうまかった
そして、なんやかんやで7時前鳴沙山に向け出発
公共バス3番線が鳴沙山前まで出ているので、それに乗って
道路を曲がるとその先にでっかいのが見えた
もう、やる気20%から200%くらいまで
急上昇したね
バスの助手席まで乗り出したもん
期待が小さかった分
ほんとそれくらいの衝撃だった
さっそく入場料を払って
麓へ
訳のわからないジェスチャーで写真を撮ってもらう
そんで登頂開始!
ほんとに綺麗なんですよ
特に日が刺したときの
光と影のコントラストが
だいぶ高いところまで登ってきた
傾斜15度くらいかな?
砂に足取られて3歩進んで2歩下がる状態
だいぶ時間が経ってから先に歩いた人の
足跡の上を歩くと砂に埋まらないことを発見してだいぶ楽になった
登った遠くに見える三日月の湖は月牙泉って
天然のオアシスで枯れたことがないらしい
手前のは中国政府が作った無駄な施設
登った先にもっと高い砂丘があったので今度はそっちを目指す
そういえば、砂丘と砂漠の違いって
砂漠は気象環境や地形のことで
砂丘は土地の形状のことらしい
(降水量の違いによるものではないらしい)
だから、鳴沙山はゴビ砂漠の最西端にある砂丘って言い回しになるらしい
でも、これ見たら誰だって砂漠だって思うよね
後ろを見ると敦煌市街が広がってた
緑が多いな
オアシス都市ってだけのことはある
風が常に同じ方向から吹くから砂が堆積するらしい
そんで、風が吹くから綺麗な波紋ができる
因に、鳴沙山の名前の由来は風に舞った砂が
音を奏でるところから来ているそう
まぁ、中国人観光客が多くて
砂の奏でる音なんて聞こえないんだけどね(笑)
山登りを楽しんでるうちに夕暮れが近づいてきた
この先がサンセットスポットらしい
すげー道のり
落ちる夕日
染まる大地
もう言葉なんていらないと思えるこの瞬間も
中国人は五月蠅いです、はい
サンセットポイント
人があんまり多くないのが唯一の救いかな
サンダルを脱いで歩き回ってたら
いつの間にかサンダルが砂に埋もれてた
ここはサンダルで来ることをお勧めします
靴ごとビニールで覆うやつの貸出してたけど
あれ、蒸れそうです
綺麗な夕日が沈んでく
完全に日が沈んだのは9時10分過ぎ
砂丘を降りて帰りのバスに
バスの中で綺麗なマジックアワーを
眺めながらホテルに戻ります
翌日、この日夜行バスでトルファンへ向かいます
時間があるから莫高窟に行こうかなって思ってたけど、
たぶん、いや絶対俺行ってもつまらないと思い辞め
市街西に党河っって河が流れてるみたいだからそこに行ってみることに
したら、すごい水量で
バタフライして対岸目指してる人いたり(笑)
まぁ、そんな感じでバスの時間だ(笑)
正直、敦煌来て莫高窟行かないとか、
頭大丈夫って感じだと思う
ホテルの人にも
えっ、行かないのって言われたくらいに
でも、それでいいや
自分の行きたいところを回れば
自分で行くところを決めれば
旅ってホント選択の連続だなっ
まぁ、旅じゃなくてもそうなんけどね
非日常にいると余計強く実感する
BGM One OK Rock : キミシダイ列車
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