カテゴリー : ウズベキスタン

ウズベキスタンでサッカー観戦とかしてみる

ウズベキスタンの首都タシュケント


首都だけあって結構発展してる

そして、見るところがない

いや、あるにはあるんだけど・・・

見たいものがないと言ったほうが正しいな(笑)


ウズベキスタン滞在もあと4日となった頃

僕はついにやることがなくなった・・・


そう、8月12日にVISAが切れるし一旦日本に帰る!

一時帰国ってやつ!

帰るよー日本!!

寿司、ラーメン、牛丼、焼き鳥、えびす、、、

はぁはぁ(´Д`)はやくはやく

日本の食は素晴らしい、、、

(もう、日本にいるけどね、当時の気持ちはこんな感じ)


それは置いといて、一時帰国まで4日を残して

タシュケントに戻ってきた僕

ホントにやることがない


モスク見飽きたし

ミュージアムいっぱいあるけど興味ないし

独立広場とかバスの窓から見たし。。。


なんか暇つぶしできないかなとネットサーフィン中

「タシュケント B級スポット」とかってググってたら

アツいの見た!


ウズベクリーグ観戦(笑)

これはやばいべ!


問題はドンピシャで試合があるかどうかだ


宿の兄ちゃんに試合の日を確認してもらうと

・・・あった!!!!(笑)


しかもチャンピオンと2位の試合!

超ラッキー!


試合は3日後、帰国前日

さっそくチケットを買いに


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サッカーコート


日本で言うサポーターズシートがない・・・!


しかも、チケットは当日販売のみらしい

また出直すか


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ここから、サッカーの日まで

僕は腰を痛めたおかげもあって


宿とスーパーの往復

もちろん買うものはビール(笑)


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このビル

萌え~でしょぅ!?


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ビル萌えー


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やるやん、タシュケント


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これはバザールね


十分MOEだね、この感じ


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そんでサッカー当日


チケットゲットー!!!!

しかもVIP席

でも600円、安!


安いけどウズベキスタンでサッカーが

マイナースポーツな訳じゃないよ


 

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中々の人の入り


セリエAが何ぼのもんじゃ

スペインリーグがどうしたー

時代はウズベクリーグじゃ!!


うおー、たかまるうぅぅぅー(笑)


久々に興奮してます


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そして、試合開始です


1位 BUNYODKOR(ブニョドコール)

2位 PUXTAKOR(パフタコール)


ブニョドコールはガンバ大阪と対戦したことがあるみたいなこと

隣のおっちゃんが言ってった


3-2で勝っちゃったんだよねー照照って


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どうやら、向いの席がサポーターズシートのよう


なかなかの声援ぷり


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序盤ペースを掴めなかった王者ブニョドコールは

先制を許して

後半にジダンを投入するも

2-1で負けちゃいました


・・・ごめん、ジダン嘘

円形脱毛症だったもんで


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同日夜


るーさんこと・・・

うん


るーさんの誕生日をお祝いして、


そうそう、写真真ん中の髭の人がるーさん、

写真右髭の人ゆーこりんさん

実はこの二人とは知り合いで

これでばったり会うのが4回目(笑)


中央アジアってマイナーだし

ルートが限られるからって

4回は無いよね、さすがに・・・


まぁ、誕生日祝えてうれしいです

おめでとうございます!


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やることなかったタシュケント

宿だけは居心地よくて

この宿があったから4日間過ごせたと言っても過言じゃないな


そんで、一旦日本帰るよー


ウズベキスタンの空はどこまでも青かったなー


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だから、ティムールってだれやん

アッサローム、今日も暑いですね


暑いですが、ビザが8月12日で切れるので

それまでにウズベキスタンを出なきゃなりません

(といっても、1週間以上先ですが)


という事で、西へ西へ進んできましたが、

来た道をまたタシュケントまで戻ります


暑いですが・・・

頑張ります


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昼間の暑い時間にヌクス‐ウルゲンチ‐ブハラの砂漠区間を

移動するのはもうコリゴリなんで

夜行列車で移動することに


タシュケントまで行かずに一旦サマルカンドで下車予定です

ヌクスからサマルカンドまで20時間くらい


4人コンパートメントの寝台だと

クーラーついてた!


6人コンパートメントは蒸し風呂地獄(笑)


2時間遅れで出発


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サマルカンド到着


サマルカンド駅に停まってた高速列車

タシュケント‐サマルカンド間が2時間半(おそらく)らしい

普通列車は3時間半、バスは5時間


先日スペインで事故った列車と同系


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サマルカンドで降りたのは

近郊のまちシャフリサーブスへ行くため


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サマルカンド‐シャフリサーブスはシェアタクで2時間半

(片道20000スム)


この峠道はバスの運行が禁止されてる

だからシャフリサーブスまではシェアタクでしか行けない


峠道は中々綺麗

砂ばっかの道ばかり見てきたから新鮮(笑)

しかも標高2000mと高いので

そこそこ涼しい!


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シャフリサーブス到着


アクサライ宮殿跡

ここシャフリサーブスも世界遺産に登録されてる


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アクサライ宮殿に登らせてくれた

(ホントは登れないっぽい、ツアー客は登れないって怒られてた)


にしても暑い、、、

40度くらいでしょうか

風が痛いです


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ここ、シャフリサーブスはティムールが生まれた町として有名

アクサライ宮殿もティムールが建てたもの


この人物、ウズベキスタンの英雄らしい

因に、こないだウルグベク天文台跡地行ったでしょ

そこの天才物理学者ウルグベクのお父さん


ウルグベクは父ティムールをケツに向けて

カンチョウをかましたので殺されてしまいました・・・


ごめんなさい、嘘です


科学を愛したために殺されました

宗教が科学を凌駕する時代に生まれた

科学者の宿命です


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ティムールの銅像

後ろに見えるのがアクサライ宮殿跡


・・・もうティムールいいよね

ティムールについて話し発展させれんわ


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ということで、飯でも食いますか


馴染みシャシリク

肉の串焼きですー

レパートリーは羊、牛、鶏、豚


・・・豚?!!!!!!


いや、でもほんとにあるんです

イスラム教国なのに豚

さすがに値段は羊、牛より高いけど


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これが、プロフ


ウズベキスタンの伝統料理です

僕はあんまり好きじゃない

だって肉が少ないんだもん


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大量のスイカ


中央アジアはスイカの名産地

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宝石商

奥様方が群がっています


覗いてみたら高い高い

普通に10万とかした


さてさて、サマルカンドに戻るとしますか


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サマルカンドに戻ってきました


8月25日からあるコンサートのリハーサルが毎日行われてます


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8月11日のフライトまであと1週間

ウズベキスタンでやることがなくなりそうです・・・




サマルカンド滞在累計6日間

そんな居る必要ないよ、ここ

さて、明日は何しよう・・・


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今の僕に出来ること


鳥肌が立つくらい怖かった

それでも、ここまで来てよかった


死せる海、アラル海

たぶん、名前を聞いてそれがどこにあるのか

わからない人も多いと思う

それが、なんなんなのかわからない人も多いと思う

だから、書かないといけない

どれだけの人に伝わるかわからないけど、

それが、今の僕に出来ることだと思ってる


アラル海

カザフスタン西部とウズベキスタン西部にまたがる塩湖

(以下湖ですがアラル海を海と書いていきます)

今、この海は瀕死の状態にあって

20世紀最大の環境破壊なんて言われてる


今回僕はウズベキスタン側から

かつて、この海の港、保養所として栄えた

ムイナク(モイナク)という町を起点に

アラル海を見に行った


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ヌクスからのバスはムイナクのバスターミナルに到着

まぁ、ターミナルと呼ぶにはほど遠い場所だけれども

そこに停まっていたタクシーに乗り込み

船の墓場と呼ばれている場所を目指してもらう

10分ほど走り小高い丘になっているところでタクシーを降りる


↑モイナクのタクシー

かなり年期のはいった車が現役で走ってる


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タクシーを降りて少し歩くと一面の荒野が広がる

ここにかつて世界で4番目にでかい湖があった

面積は琵琶湖の100倍近くあったらしい

丘の麓には、船が横一列に並べられている


船の墓場

ここはそう呼ばれている場所である


ダウンロード

↑アラル海の水位現象の様子


この海の消滅は

1960年代ごろから始まる

旧ソ連時代に自然改造計画の一環として行われた

アラル海に流れ込むアムダリヤ川上流への運河の造設

そして、綿花栽培のための灌漑

(綿花の栽培は大量の水を必要とするらしい)

の影響で河川の水量が激減したのが原因らしい

当時は科学が自然を凌駕する、科学万能主義の時代だったこともあり

この計画のネガティブな面を十分吟味しなかったらしい


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その結果、水位はどんどん減少し

50年にも満たない歳月で海が死んだ


一夜にして数十メートル海岸線が引くこともあり

船は取り残され、今この場所で朽ちている


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GoogleMapでも水色で塗られているこの場所には

水のかけらも見つけられなかった


ホントに怖くなった

一人ぽつんと立つ僕の周りは

異様な空気が漂っていた


たくさんの人間が職を失い

たくさんの人が苦労した

それだけじゃなくて、たくさんの生物が死んで

気候まで変わってしまった


僕には、それがどれほどの悲劇か想像もつかない


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初めここに来る予定はなかった

日程に余裕が出そうだったから

行ってみるかって場所だった


それでも、ここはウズベキスタンで一番価値のある場所だと

僕は思う

まぁ、そういうのを薦める時点で僕がウズベクに来たのは

間違いだったと思う

古い歴史を見てもやはりいまいちピンとこないから


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風と自分が地面を踏みしめる音だけの世界

僕に何が出来るのか?

どうすれば、こんな惨事をもう起こさないように出来るのか?

僕はこの海から何を学べばよいのか?

これから人間はどういう生き方が出来るのか?

頭の中をぐちゃぐちゃにしながら僕はバスターミナルへ戻る


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↑バスターミナルへの道

ほとんど人は歩いてない


アラル海の消滅と

3.11で誘発された原発事故とが一本の線で繋がる

人間の営みによって消えた海

人間の技術の結晶によって住めなくなった土地


この海のことはもちろんそうだけど、

原発のこと(もちろん地震のことも含める)も

僕らは絶対に忘れちゃいけないと思った

お隣の中国や韓国と違って

僕らは過去に囚われず未来を見れる民族であるから

(もっとも過去に囚われてるは政府レベルで

国民なんてどっちでもいいと思ってるのかもしれんけど)

尚のこと忘れちゃいけない


僕はその当日日本にいなかった人間だから、

地震の恐ろしさも、当時の原発の恐怖も知らない

僕が日本に帰ると、みんな事細かにその時の状況や

生活、報道なんかを教えてくれた


3.11なんて言葉より、そのリアルを忘れちゃダメ


だからお願い、繋いでおいて、この事実を、あの時の体験を、

未来まで


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—–ウルゲンチからのアクセス—–

歩き方にタクシーシェアした方がいいなんて書いてあるけど

そんなのあてにしては行けませんね!

住民目線でのアクセス方法です


///ウルゲンチ-ヌクス///

10時発のヌクス行きのバスがあります

時刻表を確認しましたが、1日1便のようでした

スタジアム横のバスターミナル発

所要5時間です

乗り遅れたらバスターミナルの出口付近に

シェアタクが何台か停まっています

タクシーの場合2時間程度

30000スムで乗れました


///ヌクスの宿///

ヌクスの宿はジペク・ジョリに泊まりました

ユルタは10ドル

シングルは35ドルでしたが値切れば15ドルまで行けます

エアコン付きで快適です

///ヌクス-ムイナク///

バスが一日2便運航しています

ヌクスのバスターミナルから9時と12時です

日帰りをする場合、9時に乗らないと厳しいと思われます

ムイナク行きバス乗り場までは

バザール東にあるマルシュ乗り場から55番マルシュに乗って

終点下車すれば行くことができます

ジペク・ジョリからバス乗り場まで徒歩とマルシュ含め1時間

バス移動3.5時間


///ムイナク-アラル海(船の墓場)///

ムイナクのバスターミナルを降りると

タクシーが何台か停まっています

3000ソムでアラル海まで向かってくれます

往復交渉もおそらく可能だと思いますが

僕は帰りは歩きたかったので片道だけタクシー使いました

徒歩の場合1時間くらいかかります


///ムイナク-ヌクス///

ムイナクバスターミナルから

12時と15時にバスがあるようです

ホテルも街中に1件だけですがあります

もし15時のバスに乗り遅れた場合

コングラードまでのマルシュが頻発しているようなので、

コングラードまで行ってそこからヌクスへってのも可能かと思います

カラカルパクスタン共和国ってどこやねん

どうも、ウズベキスタンもだいぶ西に移動してきました

今日やっと、アラル海への起点となる町

カラカルパクスタン共和国の首都ヌクスに到着です


そうそう、今回日程に余裕が出てきたので

ちょっくら20世紀最大の環境破壊と言われる

アラル海まで行ってみようかと思っているのです


・・・そこじゃないって?

そうすよね、そもそもカラカルパクスタン共和国ってどこやねん!って話ですよね(笑)


実際僕も最近まで知りませんでした(笑)

前回居たヒヴァの街でヌクスってカラカルパクスタン共和国だよって言われて

???ってなったくらいだし


全く何もわからなかったので僕のお師匠さんに

聞いたらわかりやすく説明してくれました


それをちょっと端折って書いておくと


カラカルパクスタン共和国

ウズベキスタンの国土の1/3を占める国連未承認国家

でも、ちゃんと独自の憲法を持っていて

カラカルパク語とウズベク語が国家語

民族の成り立ちから違うためカラカルパク人っていうんも存在している

首都はヌクス、まぁウズベキスタンに地方都市って感じの町

憲法を持っているとは書いたけど、それの憲法が

ウズベク憲法の枠を超えることは不可能

未承認国家であるのでもちろん、外交権も軍事力も有していない

「カラカルパクスタン」とは「黒い帽子を被る民族の国」の意味


そもそも、こんなんができたのもソ連時代の中央アジアの区画整理のため

それまで、中央アジアは国という意識より部族回帰の意識が強かったため

国境線ってのがあいまいだったらしい


そんな中、ソ連は区画整理と称して民族としてウズベク人、カザフ人とか

民族を分けたり、勝手に国境線を決めたりした


現代において、国、民族という意識は大前提にあるから

ソ連のお陰で近代国家の土台を整えることができた中央アジアだけど

その無理な整理のため、たとえばキルギスのオシュという町では

キルギス人の人口よりもウズベク人の人口の方が多くなっているという弊害も

出てきている


中央アジアの歴史はなかなか波乱万丈みたいだ


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首都ヌクス

今回の宿はジペク・ジョリ

初め40ドルの部屋しかないと言われたけど


粘って粘って15ドルでOKでた

エアコン付きで最高!!


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街並みは見事に旧ソ連的な建物が立ち並ぶ


市内で見るものは民族博物館くらい

ホントに何もない街


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ただ郊外に出ればカラと呼ばれる遺跡が点在ししている

ただ、全く整備されていないので

タクシーをチャーターしないと行くこと不可


このカラを見に行くこと

日本ではカラまわりなんて呼んでるらしい

僕は行ってないけど


↑はヌクスに向かう途中の幹線道路から見えたカラ


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することがないので、2時間かけてゆっくりビールをあける

でも、この時間が至福(笑)


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綺麗な夕日が拝めた


いつの間にか夕日の写真が30枚位撮ってった(笑)

見るものもないし

宿の近くに飯屋もないし

ホントにすることがない


でも、こういう時間も大切なんだなって思った

人もいないし、ホントにゆっくりできた


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スゲー色


綺麗はロシア語でクラッシッヴィーって言う

ハラショー(すごい、いいね)とクラッシッヴィー(きれい)

だけ喋れれば中央アジアは余裕で観光できる


いよいよ明日はアラル海


夕日を見ながら遠くの日本に思いを馳せる


僕のお師匠さん : Google先生


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中世の街並みとモノカルチャー

お疲れ様です、Tuckです

 

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砂漠です、はい



 

車で砂漠突っ切ってます



 

死にそうです

前回書いた、サマルカンドからブハラのバスの比じゃないです



 

今回は、むっさいウズベク人3人とシェアタクです

暑すぎて6時間の道のり一睡も出来ませんでした・・・

砂漠は過酷です

何℃あったかなんて考えたくないくらいくたくたになりました



 

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ようやくヒヴァに到着しました。



 

LALI OPAゲストハウス泊

ブハラで停まったホテルと提携してるみたいで

シェアタクは何も言わないでもここまで連れてってくれました

まぁ、まぁ普通の宿です



 

ヒヴァの街はいい感じですな


 

サマルカンドもブハラもまぁ良かったけど

城壁に囲まれてるって、このロマンわかります?



 

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翌日さっそく街歩き開始です



 

ホントにタイムスリップしたみたいになります

特に、人がいない早朝と夕暮れ過ぎは



 

サマルカンドにもブハラにもない独特の感じがあります



 

僕は想像力が乏しいので

サマルカンドとかブハラじゃ感じれない

”中世”ってのをここで初めて感じたかな



 

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いい感じでしょう?

いい感じでしょう?



 

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こいつに上ります



 

もう、建物の名前とかいらないよね

暑くて調べる気にならんのですわ、ごめんなさい



 

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上からの眺め



 

上々です

アラビアンってこんな感じなんでしょうか?



 

因に奥の方はトルクメニスタンです

国境はすぐそこです



 

ヒヴァは小さい街なんで一日かからないで観光出来ますね



 

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元気なこともたち



 

ウズベクに入ってからやたら

konnichiwaって話しかけられます



 

城壁の外に出てみました



 

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溝川で絨毯を洗うおかあさん達

と泳ぐ子供



 

きったねぇ


 

水が定量的に供給されてないんでしょうね

水汲みに来てる子供も結構いました



 

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手伝いをする子供たち



 

学校行ってないのかな?



 

ヒヴァに来て仕事してる子供増えたな

それでも、ウズベクてか中央アジアの識字率は80%越えらしいから



 

まだ、学校行く年じゃないのかな



 

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近くにいたおっちゃん達にこれ何?って聞いたら

綿花だって教えてくれました



 

あぁ、これが綿花ね



 

そう、何を隠そう、こいつがアラル海消滅の元凶



 

旧ソ連時代の地域分業生産体制でソ連解体後

ウズベクは綿花のモノカルチャー経済を強いられることになった

そして、綿花は生産に大量の水を使用するらしく

その影響がアラル海の消滅を招いた

(この辺については後日詳しく書こうと思ってます)



 

今でこそモノカルチャー経済から脱し

天然資源にも恵まれるウズベキスタンは

右肩上がりの経済成長をしている



 

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そして、その右肩上がりの経済性成長の担い手が彼ら



 

僕にここ一面は綿花畑だぞって教えてくれたウズベク人

スイカにメロンにウォッカまで頂いちゃいました

しかも昼間から



 

あんたらの仕事は?と聞くと

水道管の工事の仕事をしているそう



 

もちろん日本のことに興味津々でいろいろ聞いてきます

一人英語が少しできる人がいたのでその人を通して



 

俺らの仕事は日本だといくらもらえる?



 

何とも面白い質問ですな



 

月3000ドルくらいじゃないかな?



 

・・・!!!!!

fjemwio・・・(なにか喋ってる)



 

めっちゃ驚くおっちゃん達



 

結局2時間ほど談笑をしてバイバイ



 

ただね、日本で働いたら2時間も休憩出来ないよ

昼間からウォッカも飲めないよ



 

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おっちゃん達の仕事



 

水道管の工事・・・

こりゃだめだ(笑)



 

途上国が先進国の仲間入りをするには

きっと思っている以上に覚悟が必要だ



 

彼らは先の話で発展と何度も口にしていたけど

多分、”発展”したら、その昼間からウォッカを飲む時間は

なくなっちゃうんだよ、おっちゃん達



 

message ただただ、ありがとう そうすぐ、君の傍に



 

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街が世界遺産、ここだけはどうにかして欲しい


あっつい車内

がまんがまん

サマルカンドからブハラに移動してます


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景色はとこまで行っても同じ

草、木、土、電柱


地平線も良く見えらぁ


あちー


ぼくは暑いのが大の苦手で

腕を曲げた時に汗でべとってなるだけで

イライラしてしまいます、ベビーパウダーでも塗ろうかな


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ようやくブハラに到着です


ふぅ


マルシュルートカをつかまてさっそく旧市街へ

ブハラ旧市街は世界遺産に登録されています


なんでも、16世紀ごろ完成した街がそのまま

今日まで残ってるんだそう


↑なかなかいい感じの街の予感

サマルカンドが青ならこっちは土ですな

うむうむ


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でも、焦らず焦らず


灼熱地獄を移動してきて体力使ったし

(今後もっとつらい移動があるなんてこの時は知らななった・・・)

もう、午後も遅いので今日はゆっくりします


写真はシャシリクって言って中央アジアの料理です

まぁ、串焼きですわ

旨いっすけどね


とりあえず、シャシリク2本とビールでブハラ着を乾杯します


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翌日


ぶらぶら開始


と思ったらあたしのこと撮りなさいよって視線が・・・


こっちの子供シャイな子多いのに

だいぶSっ気が出てる(笑)


お兄さん将来が心配です


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そうそう、ウズベキスタン旅行者泣かせの一つに

”ATMがどこにもない”ってのがあるんだけど

全くその通りでキルギスにさえあったATMが全く見当たらない


何とも不便なとこです、はい

ほんとに中央アジアきっての観光大国なんて名乗ってよいのでしょうか?


事前に調べてた情報だと4星以上のホテルには

ATMとかあるらしいんだけど・・・


ここにきて街中で見つけました

僕らの味方VISAのマーク


手数料2%取られますが

ドル下ろせます!


場所

ラビハウズ前


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土産物屋


にしても連日暑い暑い

そろそろ嫌になってくる


こう暑いとビールが・・・


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土産物


やっぱり世界遺産にもなると観光客も増えるので

土産物屋というものが蔓延るようになる、あとぼったくりもね


いや、別にいいんだけどさ

それが世界遺産の宿命だろうし


ただ、どうしても許せないことがあるんですよ


安い飯屋が少い


僕なんて大した数の国行ってるわけじゃないから

ホントにそうかって言われると、微妙だけど

少なくとも、僕が見てきたとこは大体そうだったかなぁ


これね、結構きついっすよ

宿の近くに気軽に行ける飯屋ないとか

僕には耐えられない


ちょっと良さそうなレストランとか

汚いなりしたバックパッカーが一人で入って良いのか悪いのか?

まずそこから悩む、いつも

だから、いらん気疲れする(笑)


上のシャシリクだってバザールで食えば60~100円くらいで食えるのに

ちょっとお高さそうなとこはいると200円とかして


ウズベキスタンはそれが顕著な気がする

もっと安い飯屋増せ!!


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カラーン・ミナレット


こいつがブハラのシンボルですな

なかなかいい味出してますよ


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カラーン・モスクの中


誰もいない

ツアー客とか結構見かけるのに

モスクに入るとあんまり人みない


みんな何見てるの???


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ブハラの街なみ好きだよ

中世の綺麗な街並みが残ってる感じだし、

ラビハウズって池が街の中心にあるんだけど

夜になると(涼しくなると)池の周りに

人がいっぱい集まってきて談笑したり、遊んだり


あ、そういうのって昔から変わってないんだろうなぁって

思えたりして


でも、ブハラのとっておきはやっぱ↑(笑)


これね、前述したように安い飯屋が少ないから

探し歩いてたんですよ


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そしたらね、見つけちゃいましたよ


ビールバー!!


メニュー

サーバーから注がれるビールのみ!

もちろん1種類


超現地の人向けでしょこりゃ

めっちゃビール安いし


歩き回った後のビールは

言葉にできないね


小田和正もびっくりするくらい

言葉にできないよ、これ


ビール飲んでる親父たち

各自で持ってきたおつまみいっぱいくれるし

もう、幸せでした


あぁー、おれこの為にブハラ来た、きっと


遠い昔から続くビールロードシルクロードを

満喫した夜


BGM  小田和正 : 言葉にできない


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あこがれの地

幼いころの憧れとかって誰にでもあるじゃないですか

僕にとってそれは、ラッキーマンであったり、

ブルドーザーであったり、宇宙であったりしたわけです


そんで何時からだかは忘れたけど

”サマルカンド”もどうやら僕にとって

あの時抱いた憧れのひとつであったようです


だから、この旅のチェックポイントの一つは

自然にウズベキスタンになったって言うか

中国INで中央アジアを通るルートが出来たわけです


幼い頃に憧れた場所に僕は立ってる

僕があの時夢見た場所は空想の地じゃなくて

どうやらちゃんと地球上に存在しているみたいです


そんな、ちょっと物思いにふけりながら歩いたサマルカンド///


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タシュケントから列車で3時間余

ほぼ定刻通りサマルカンドに到着


列車はこのたび初めての

イスが全部同じ方向に向いてるやつ

デカい人には気にせず足伸ばせるから

すごい楽

ってかわざわざボックスにする必要ないでしょ、あれ?


サマルカンド駅から夕食がうまいと評判のBAHODIRへ


↑タシュケント通り

終日ホコ天


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宿にチェックインして早々に街歩きを開始しましょう


と、その前に

サマルカンドで超有名なソフトクリームを

(頂いたコメント情報より)


これが、まじでうまい

皆様もぜひ!


因に中央アジア

ソフトクリームが格安

↑1000ソム(40円)

物価の高いカザフでも50円くらいで食べれる


ソフトクリーム好きにはたまらない国だと思う


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レギスタン広場


サマルカンドと言ったらまず思い浮かべるのはこれでしょ


青の都、東方の真珠

そんな贅沢な言葉を欲しいがままにしてる感じです


いいですねーサマルカンド


因に8月末にコンサートがあるようで

ベストアングルでの撮影が出来ないです


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レギスタン広場にあるショルドル・メドレセ


イスラム教は偶像崇拝を禁止する立場にあるが

その戒律を破ってライオンの絵が描かれている


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シャーヒズィンダ廟群


いいすねー

この青と青の共演

空の青にも劣らない見事な青!


これがどんな目的で作られたかなんて

さっぱりわかりませんが美しいです


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この階段


登りに数えた段数と下りで数えた段数が

同じなら天国へ行けるそうです


せっかくなので数えて登りましょう


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あ、ちなみにシャーヒズィンダ廟群は

お墓です、はい


10数個偉大な人のお墓があるそうです、はい


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そんで、一番奥まで行くと

普通の墓になります

お参りに来てる人もちらほら


こっちのお墓は顔を彫るんですねぇ

ちょっとうらまやしいですなぁ


そうそう、さっきの階段の話

お墓見てたら違う出口から出ちゃって

戻りの段数数えられなかった・・・


まぁいいや、階段の段数が一致しただけで天国行けるなんて

そうそううまい話ないよな

これが現実!!


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丘に出たんで丘から景色を一望

雲一つない青いそら

聳えるモスク

そう、ここはサマルカンド←言いたいだけ(笑)


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見どころのすぐ近くってか周りが

旧市街になってるので、

迷路のような旧市街に迷い込む

まぁ、普通の古い民家が並んでるような感じですよ


・・・それでもここはサマルカンド!←


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それなりに観光地なんで

ぼったくりとか結構あります

キルギス、カザフとあまり吹っかけられなかったので

ぼたっくられる感覚になかなか慣れません

しかも東南アジアと違って中途半端にぼったくろうとするから

たちが悪い


若いころはぼったくりと闘ってなんぼや思ってたのに

もう、いい値でいいよねってなっちゃいます


すみません、まだ若いです、はい


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サマルカンドの超マイナースポット!

ウルグベク天文台跡


そもそもマイナースポットかな?

いや、でもこれはマイナースポットであって欲しい

ちんけな作りっぷり


僕はこれでも宇宙を学んぶ物理学者の端くれですから

来なきゃいけないでしょ、ここ


上の写真は六分儀

ここでの観測ではじき出された

1年間の時間は365日と6時間10分8秒


実際のそれは365日と6時間9分9.6秒と

とんでもないニアピンの数字をはじき出した


偉大な物理学者ウルグベク

おそらく14世紀くらい


マジでスゲー


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そんなウルグベク愛用(多分)の

遺品の数々が展示されている

ウルグベク天文台跡


必見です!


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これとかなんだかわからないけど

めっちゃかっこええやん


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さてさて、ゆっくりサマルカンド観光できたし

次の町ブハラへ

(ブログにすると一瞬だけど、これでも3日間掛けてゆっくり観光したんです!)


ブハラへ向かうバスターミナルは

ウルグベク天文跡地のすぐ近く

(歩き方に載ってるところに行くより楽)

ショブ・バザールから99番の市バスで行くことが可能


ここから過酷な長距離バスの旅

約6時間


何が過酷って写真見てみぃ

あの窓、開かないの

一個も・・・

もちろんクーラーなんて軟な物使わないし

唯一開くのは天井(笑)

しかも2ヵ所


いままで何回か窓開かないバス乗ったけど

今回は訳が違う

暑さが尋常じゃない

気温40度

さんさんに照る太陽のした走るバス

開かない窓

効かないクーラー


そりゃ、宿に着いたらまずビール飲むわ


もう、移動したくないと持ってる今日この頃

サマルカンド様様でした


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破られた1ドル札

今日、シムケントから

国境を越えてウズベキスタンを目指す


最近の移動は専ら早朝が多い

というのも、日が高くなると

暑くてとてもバックパックを背負って

歩く気になれない


5時に起床して

トイレの蛇口を捻り頭を洗って

(宿にシャワーがない…)

6時に宿を出る


バスで旧バスターミナル(アフタバグザール)に

向かい、ここからマルシュでウズベキスタン国境

チェルニャイフカに向かう


7時にバスターミナルに着いたけど

なかなかマルシュがいっぱいにならず

8時にようやく出発


ウズベクとの国境はだいぶ混沌としてる

両替商に商店、タクシーに客引き

手持ちのカザフスタンテンゲが余っていたので

ウズベク入国前にウズベクソムに両替を


1テンゲ17.3ソム

1ドル2500ソムなのでレートはまぁまぁ


噂に聞く超めんどくさい関税審査を終えて


晴れてウズベキスタンに入国!


やっと、やっとここまで来た

中央アジアの最後の国ウズベキスタン

サマルカンドなんて名前聞いただけで

わくわくするよね


とりあえず、国境からタシケントを目指すために

声をかけてきたタクシーに乗り込む

↑ここからが悪夢の始まり


まず値段交渉

いくらと聞いても中々値段を教えてくれない

何度か聞き直すと指を5本立てた


ダラー?


頷く


どれくらい距離があるかもわからないが

とりあえず値切る

3ドルじゃだめ?


OK、OK


そういって彼は僕を車に乗せた

彼の名前は忘れたけど、仮にマイケル(以下マ)としておく


暫く走るとマイケルが電話をかけだした

そんで、僕が替われと

とりあえず電話に出ると女性の声

マイケルのシスターらしい(以下シ)

マイケルシスターは英語が堪能で

色々めんどくさいことを聞いてくる


シ:タシュケント市内を案内したいんだけど、どう?


僕:結構です


シ:なぜ?私たちが怖いの?


Do you afraid?が彼女の口癖

この後もこの単語を連発

これがすごい癇に障る(笑)


僕:今日サマルカンドに向かうんです


シ:そうなの、列車で?


僕:そうです、だからタシケント駅に向かってます


もちろん、今日サマルカンドに向かうなんて嘘

面倒臭そうなのとは関わりたくない

でもね、そんな電話してたらタクシー停まって

一人の女性が乗ってきた…


マ:マイシスター(片言英語)


マジうぜー

マイケルそれはうざいぜ、マジで


シ:さっきの話だけど、列車は高わよ

私たちのタクシーでサマルカンドまで行って

サマルカンドを案内してあげる

そのほうが安上がりよ


僕:列車いくらなの?


シ:おそらく300ドルよ


うんな訳ねーだろ、ばか(笑)

300ドルの列車とか日本でも早々聞かないわ


シ:サマルカンドの後はタシケントに戻ってくる?


僕:いや、ブハラとヒヴァにいくよ


シ:そこは良くないわよ、サマルカンドはハラショーだけど

ブハラとヒヴァはノットハラショーよ

サマルカンドだけで十分よ

私たちが連れて行ってあげるわ

私たちが怖い?


意味が解らない

もうほんとに疲れてきた


僕:僕は列車に乗りたいんです


シ:わかったわ、でも列車の切符買うのロシア語が出来ないと

難しいから手伝ってあげるわ

後、列車の出発は夕方よ、夕方まで町を案内しましょうか?


僕:町もみたいけど、ウズベクソムをもってないから

両替しないといけないんです


シ:じゃ両替が先ね

列車の切符はソムじゃないと買えないわ


そんでタクシーは道端で停まり

両替の場所へ

小さなバザールの一角って感じ


そこで普通に野菜売ってるばばぁにマイケルが話しかけて

ばばぁは電卓で1ドル2000ソムのレートを提示してきた

…それ低すぎでしょ

1ドル2500ソムはいけるはず

2500ソムを電卓で打ち直す


でも、そんなの無理みたいな顔をされる

マイケルもそれは無いみたいな


事実、公式レートは1ドル2000ソムで正しい

でも、この国には闇レートってのが

存在して公式レートより良い金額で

両替が出来る(違法だけど)

それだけ、国が提示してるレートより

国内でのドルの価値は高い


こっちは2500から折れる気はないので

交渉は決裂した


マ:2500なんて無理に決まってるだろ


シ:そうよ、なぜ両替しなかったの?


僕:カザフスタンのレートは2500だった


シ:それはカザフスタンがテンゲ意外に

ドルもユーロも使えるからよ

ウズベクではドルは使えないわ

だから、ドルの価値が低いの


あっそ…

もうこいつらの言う事何も信用できんわ


30分くらいかけてようやくタシケント駅に到着


チケットを買いに行きましょうと

チケット売り場へ向かう


こいつらはバカなのか?

俺はソム持ってない→チケット買えない


なぜ今チケット売り場に連れてこられた?…(笑)


僕:ソム持ってないけど


マ:おぁー…


結局駅前で両替商を捕まえて両替交渉

1ドル2000ソムの提示にまたも交渉決裂


シ:何がしたいの?どうしたいの?


…まずはお前らに消えてもらいたい

俺一人で出来るから

チケット買うくらい余裕だから


僕:もう、大丈夫です。あとは一人で


英語あんまりできないからうまく伝わってないみたい


シ:何?


僕:…とりあえず、休みたい


近くのベンチに座ること10分くらい

ようやく彼らが動いた


シ:あとは一人で大丈夫なのね?

私たちはもう行くわ


僕:OK


マ:マネー


3ドルを渡す


二人してスゲー顔しやがった

それが客に見せる顔か…


マ:ノー、30ドル


この瞬間、もう糸が切れた

暑さとウザさでもう駄目だったみたい

こっからは一切の愛想笑いなし(笑)


僕:あ?お前3ドルでOKって言ったじゃん


マ:ノー、ノー、30ドルだ


シ:そうよ、3ドルなんて安すぎるわ


僕:でも、こいつは3ドルでOKって言ったよ

俺がいくらだって聞いたら5ドルって言ってきたから

3ドルにしろって言ったらOKっていった

だから、3ドルしか払わん


シ:彼は英語ができないのよ

あなたもわかるでしょ


僕:でもこいつは3ドルでOKって言った


シ:彼は英語ができないの、

なんで私に値段のこと聞いてくれなかったの?


僕:いや、こいつは3ドルでOKって言ったし

お前は何でおれに金額のことを聞かなかったんだよ?

なんで?兄貴が英語出来ないのわかってんなら聞けよ


シ:あなたが聞いてくれればよかったんじゃない

それに、3ドルだなんて何も買えないわ


僕:何も買えない?水くらい買えるだろ


シ:ウズベキスタンでペットボトルは高いのよ

3ドルじゃ何も買えないわ


思わず笑ってしまった

そんなに金が欲しいか

一生言ってろ


辺りを見渡したら小さな商店があったので

ちょっと待ってろと言って商店で水の値段を聞いてきた


僕:水買えるじゃねぇか


シ:で、でも、3ドルじゃ大したものを買えないの

タクシー代は30ドルよ


マ:1ドル札なんてな、ウズベキスタンじゃ大した価値無いんだよ


彼はそういって1ドル札をびりびりに引き千切った


DSCF1611DSCF1611

↑無残に破られた1ドル札

まぁ僕のじゃないからいいけど


マ:もうドルじゃなくていいよ

ウズベクソムで払えよ37500


…ちょっとまって、めっちゃ安くなってるー

まぁ、でも払う気はないけど


僕:ソム持ってないし

てか、両替させてよ


このままじゃ埒が明かない


どうしよう…

とりあえず、両替って言って

とぼとぼと歩き出した


押してもダメなら引いてみるか…


道端に座り込む

顔を埋めてうんこ座り


シ:どうしたの?なんでないてるの?


返事はしない

もちろん涙も出ていない


シ:どうしたの?なんで泣いてるの?


どうしたのって、お前らのせいだよ


シ:どうしたの?何がしてほしい?


早くどっかいいけ

返事はしない


マ:・・・・・・・・・・・・・もういい、行こう…


おっ


シ:え、でも…


マ:こいつはダメだ


思わず笑みが零れる


そんで、彼らは帰って行った






勝った!!!


長かった駅前での死闘約1時間

やっと終わった

これほど勝利を実感したことはない


3ドルしか払ってない


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勝利のビールを思わず


その後、近づいてきたおっちゃんに

両替の話を持ち掛け

無事1ドル2500ソムで100ドルを両替

翌日のサマルカンド行きの列車のチケットも難なく取れて

今日はサマルカンド駅に併設してるホテルに泊まります

←ちゃんと滞在登録書でます


さて、明日の移動に備えて寝るとしよう

・・・今日、タクの運ちゃんと戦っただけだ・・・


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