かみ合わないね、私たち…
初めて会ったとき
可愛いなって思った
まさか、彼女が僕の彼女になるなんて
その時は思わなかったんだ
それでも、僕たちは付き合って
色んな話をして、笑って
色んな場所に行った
夢のような1年間
いや、今になって思えばあれは
夢だったのかな…?
僕が旅に出て、
彼女の仕事が忙しくなって、
だんだん、連絡が取れなくなっても
僕等は繋がっていられると思ったんだ…
それでも、僕が思ってた以上に
自体は深刻で
遂にその時が近づいてきたんだ…
えっ…
どういうこと…?
久々に会えて、楽しく散歩して
これからもずっとずっと好きでいようって
ずっとずっと好きでいたいって再確認したのに…
さっきまで、楽しそうに笑ってたじゃん、
なのになんでそんなこと言うんだよ…
というか、ブラウス透けてるよ
ちょっとエロいよそれ、、、
そんなこと喋りながら俺の事、挑発するなよ
いかんいかん、今はそんなこと考えてる状況じゃない
取り合えず、この沈黙やめようよ
いつもみたいに、笑ってよ
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
ゴゴゴゴゴゴg…
ざわざわ…
ざわざわ…
いっちゃったーーーーーーーーーー
きたよーそのひとことーーーーーー
…
…
…
…
…
う、うぅ、
い、いおりちゃーーーーーーーーーーーーん
・・・・・・・・
・・・・・・・・
はっ、
ゆ、夢か…?
ま、マジビックリしたわ
そ、そりゃそうか
伊織ちゃんが現実世界にいるわけないもんな
やばいやばい、I’sの読みすぎだな
3日で全巻読んじまったからこんな夢見るんだよな…
そうだよな、これ夢だよな
何で涙なんて流してんだよ、俺
おれのばかやろーーーーーーーーーーーーーーー
目覚ませ、バシバシッ!!!!
おー、覚めた覚めた
あれ、元から覚めてたなwwww
そうだそうだ、これはゆめ、だ・・・
俺は世界一周中だった
こんなんに現ぬかしてる場合じゃなかった
大好きだよ、伊織ちゃん…
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世界一周だなんて、夢か現かわからない
毎日を過ごしています
あの天の川も、
見渡す限り続く砂の丘も
潜ることの出来ない海も
水がなくなった湖も
耳に入ってくる訳の分からない言葉も
見たこともない美しい作りのお墓も
今思えば、全部全部夢なのかも知れません
同じ地球に住んでるのに、こんなにも
違うなんて、夢かどこか別の世界を旅してる
って言ったほうが充分に説得力がある気がします
最近ふわっとそんな気持ちになります
それでも、確実に毎日が過ぎていって
僕は色々な景色を流し読みしていきます
そして、
「国境を越えることは政治行なんだ」
僕に旅のより一層の楽しさを教えてくれた人の言葉
今日もこの言葉とともに進んでいきます
ほんとに、ふとこういう事考えたくなるんです
落ちてる証拠ですかねぇ…(笑)
さてと、今日でスリランカ最後です
最後まで、めいいっぱい楽しみます…
スリランカ最大の見どころシーギリヤです
ダンブッラの宿から
トゥクトゥクで30分
シーギリヤに到着です
ここシーギリヤは、6世紀ごろここを統治していた
王様が作りました
彼は、自分の父を殺して王様の地位に就きましたが、
その後、実の弟に殺されることを恐れ
この一枚岩の上に宮殿を作りました
まわりには住居跡はなく
王様は自害するまでの生涯を
ここで過ごしたそう
そんな孤独な王様はこの岩の上から
何を見つめていたんでしょうね…
シーギリヤで有名なのがこの壁画
シーギリヤレディじゃないでしょうか
もとは500体以上のレディが書かれていたそうですが
風化と内戦の影響で現在残っているのは
17体だそうです
壁画を見ると色んな人種がいることがわかります
スリランカ人にモンゴル系
黒人なんかも書かれていました
壁画は当時のままで
修復等の手を加えていないそうです
6世紀ごろにこの美しい色合いを出せるなんて
ってことで、シーギリヤレディは有名になりました
頂上から
王様はいつもこんな景色をみて
過ごしてたんですかね
王様がここで過ごした時間も
彼は夢のような時間だったって思ったのかな?
近くで見ると中々の存在感です
美しいです
まぁ、僕は伊織ちゃん一筋ですけどね
ほんとに、ほんとに
いおりちゃーーーーーーーーーーーん!!!!
シーギリヤから、コロンボの空港へ移動して
伊織ちゃん相方と悲しいお別れです
ほんとに、ほんとに来てくれてありがとう
すごく楽しかった
という事で、甘酸っぱくて幸せだった
スリランカ編完です
明日はヨルダンに向かいます
今日も読んで頂いて、ありがとうございます!!
頑張れたくや、負けるなたくやって思ったから
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