カテゴリー : 考察

働かない、働けない

太平洋南西部に、車で20分もあれば一周できる小さな島国がある
国土面積は21㎢
人口約1万人
バチカン、ツバルに次いで人口が少ないこの国は
失業率が90%
肥満率90%
この国の人たちは「働くこと」を知らない


海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘により栄え
税金は無徴収
医療、教育は無料
年金制度等の手厚い社会福祉
因に、ここで言う年金は老後の年金じゃなくて
ベーシックインカム(全世帯に配給される年金)


今の産油国並
世界で最も高い生活水準を享受


働かなくてもお金が入ってくるため
国民のほとんどがニート
働いてるのは政府関係者くらいだろう


働かないでお金が入ってくる
夢のような国


だった
つい
最近まで


ナウル2


20世紀末にリン鉱石が枯渇し
制度のすべてが破綻
深刻な経済崩壊が起こっている


今は外国の援助金でどうにか国が成り立っている


もちろん国民は仕事をしていないため
お金は入ってこない
仕事をしたくても、働き方がわからない


リン鉱石の採掘がはじまる前(半世紀位前)は
漁業や農業で自給自足の生活の生活を送っていたのに、
リン鉱石がすべてを狂わしたと言っても否定はできない


もちろん政府の政策にも問題はあっと思うが


まるで、アラブ諸国の末路を暗示しているような島国だ




一方、日本はMade In Japanのブランド力や
国民の働くとこの熱意が揺らいでいる昨今だけど


通貨は一応信頼されてはいるし
まだまだ、全然底辺じゃない
働くことってなんなん?って考えることが出来るんだから
幸せなんだと思う
生きる選択肢はいくらでも選べるし


一旦働くことからは離れるけど
俺も頑張らないとな
ほんとにやりたいこと見つかるかな




ちょっと書いてみたくなりました
まぁ、ナウル行ったことないけどね(笑)

BGM   宇多田ヒカル:光

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