タグ : 葡萄

ついにここまで来ちゃった トルファン

ついにここまできた

新疆ウイグル自治区

長かった

てか、遠かった


中国の旅もいよいよ終盤だな

州、自治区を含め中国で最大の面積をもつ新疆

ここまで来ると街中の看板には

中国語とウイグル語の2言語が表示されてる


今まで僕が見てきた中国人は漢族の人たちで

(まぁ、雲南で少数民族も見てきたけど)

ここからはウイグル族が俄然増えてくる


古くからシルクロードの主要都市として各地のオアシスが栄え

発達していった新疆始めの町はトルファン

標高マイナス150mの低地にあるオアシスで

ブドウが名産らしい(生憎時期ではなくて食べれなかったけど…)


町の近くには三蔵法師も通ったという火焔山がある

そうそう、火焔山は夏場の地表温度が80度以上に達するらしい


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

トルファンへは敦煌―ウルムチの高速バスを途中下車することになった

(敦煌駅に行ったら途中下車の便しか出ていなかった)

途中下車の怖いところはバスが街中で停まるんじゃなくて

ハイウェイで停まって客を降ろすこと

案の定ハイウェイで停まった(笑)

公共バスも走ってる気配がないしタクシー使うしかないか…


タクシーでトルファン賓館へ

ここ一応日本語が喋れるスタッフがいる三ツ星ホテルらしいが

時代遅れ感が半端ない

正直3つ星ホテルを名乗るのがおかしいくらい汚い

一応ドミあり50元


中国のホテルって大体、旅舎―賓館―酒店でランクが良くなっていく感じ


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ブドウが名産ってことで、

ブドウ並木の道があった

ブドウはまだ硬い実だったけど

コジキが絶対勝手に持ってってるよなと思いながら

散策を開始する


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

眼鏡掛けてる意味あんのかな?


食堂のババア

8元の小さい椀の炒飯頼んだのに

15元の大きい椀の出してきやがった

もちろん15元を請求してくる


あんたでかいの食べたでしょうよー

うるせー俺は小を頼んだんだよ!

勝手にそっちがデカくしたんだろ!


8元だけ払って食堂を出る


因にばばぁの右後ろの文字がウイグル語


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さてさて散策を始めましょう

トルファンの観光って言ったら

ベゼクリクとか交河故城とかが有名だけど

大体こういうとこってツアーに参加しないといけないみたい


なのでまずは、公共のバスで移動できる蘇公塔を

中国で一番大きいイスラム建築らしい

入場料30元


正直中まで入って見る価値なしなか

別に何があるわけではないし…

チャイニーズが居ると神聖な雰囲気台無しだし


まぁでも、これが土で作られてるってのは感動もんだ

削るとボロボロはがれてく(良い子はマネしないように)


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そうそう、入り口の看板

右奥に写ってるのが蘇公塔なのに

看板…

僕は看板に従い…


みなさんは気を付けてください


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ホテルから蘇公塔までウイグル族の居住区が広がってたので

ホテルには歩いて帰ります

トルファン市街地まで1時間くらい

ウイグル族の家、屋根がなかったりします

というか密室になる空間がないって言ったらいいのかな?

バイクとイスとベットが同じ空間にあったりします

ようわからんとです


因にこの日は最高気温42℃

服が燃えるように暑かった


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まぁこんな家がずらって並んでる感じ

漢族とウイグル族で居住区がはっきり分かれてます


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

翌日、ツアーの参加をあきらめ…

だってどこからツアーが出てるかわからないんだもん!

(後でバスターミナルで85元のツアーがあるのを発見した)

ホテルにいたツアー勧誘のおっちゃんは胡散臭いし!


で、ぶらぶら歩くことにした

したら、ウイグル族の市場を発見

まぁ、これはこれでありだな


漢族とウイグル族、顔つきが全然違う

ウイグル族はだいぶ中東寄りの顔してます


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんな市場で公安とウイグル族の桃売りのおばぁが揉めてた

公安に突き飛ばされ、泣きわめくおばぁ

子連れで子供も一緒に泣いてた

集まるヤジ

僕は言葉が全く分からないので

もちろん状況なんてわかったもんじゃないが

(周りに英語しゃべれる奴なんていやしなかった)

国家権力と迫害を受けてきたウイグル族

自然に僕の物語の構想は決まる


ウイグル人ばばぁ(以下ウ)「だって、まだ子供だど、仕方ねーべや」

公安(以下公)「子供だからってダメなもんはだめだぁ、そんなとこに小便したら」

ウ「しかたねーべや、2歳のこどもに小便我慢させれねーべぇ」

公「だから、おしめしなさいっていつも言ってるでしょ、おしめっ」

ウ「うっせぇ、あんただって小さい頃どうせ小便もらし小僧だったんだべぇ、やーい小便小僧」

公「んだとこらばばぁ!」

ウ「う、、うぅ、ポリ公が、いじめだぁ」


良かった、今日も平和だな


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そうそう、こっちの人はだいぶ人懐っこい

結構写真をせがまれる

イスラム圏の人の僕のイメージは

写真をせがむ人ってのがここで確立した


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その後、ブドウ園へ行ってみることに

(何度も言うが時期ではない)

ホテルの人に公共バスでは行けないと言われていたが

ブドウ園まで走るバスがあったので

乗ってみた


見事ブドウ園入口へついたものの

チケットを買おうとしたとき

見どころはここから8㎞先よと言われ…

僕はブドウ園の入り口だけ見て帰ることに…


何しに来たんだかほんと

40℃の気温の中、重たい足をあげてホテルへ…


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このブドウ園の後ろには火焔山が悠々と連なっていた


BGM   Monkey Majik : Around the World


クリック!ポッチッとやさしく

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村